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小規模・中小事業者への無料省エネ勉強会

プログラム

  • 第一部 講義
  • 第二部 ディスカッション・質疑応答
  • アンケート

平成26年1月31日、日本アスペクトコア株式会社(http://www.aspectcore.co.jp/)にて「節電・省エネ勉強会」が開催されました。
省エネ診断結果を熱心に確認されるなど、社員の皆さんの省エネ・節電への関心の高さがうかがえました。
講師には、環境経済株式会社・代表取締役 尾崎氏をお招きしました。

第一部 講義


事前調査(省エネ診断)に基づき作成された「省エネ診断カルテ」の結果をお伝えし、それを基に考えられる対策を議論しました。また省エネを進めるにあたって、基礎知識を学ぶことができ、とても実践的な内容となりました。

※事前調査(省エネ診断)時の打ち合わせの様子 ※実施済みの省エネ啓発のための社内掲示
  • 一般的な家庭内での電力使用量は、電気冷蔵庫、照明器具、テレビ、エアコンで4割以上を占めている。
  • 電気製品のコンセントを入れているだけで消費している待機電力の量は結構大きい。スイッチを入れた際に「ピッ」と電子音が鳴る家電は待機電力が高い傾向にある。
  • 電気製品の中でも、電気を熱に変える機器は特に電力使用量が大きいので注意が必要。
  • エアコンは最近のものは性能が向上し省エネが進んでいる。なお、空調する広さギリギリの能力の設備では、人の出入り等があって能力以上の負荷になるので、能力は大きめの方が結果として省エネになる。
  • 電気料金には、使用電力量の料金の他に、燃料費変動の調整額(増額傾向)、再生可能エネルギー促進の賦課金、太陽光発電促進の賦課金といった上乗せがある。
  • 電気ご使用量のお知らせには、昨年同月と比較した使用量の増減が表示されていて、省エネ・節電の効果がわかるので参考にするとよい。
  • 省エネはコスト対策でもあるので、投資費用対効果を検討することが大切。
  • 電球(白熱球)は、高価なLEDに変えなくても、電球形蛍光灯に変えることでも省エネ効果はある。なお、ハロゲンランプやクリプトン電球等で常時点灯しているところは、結構な電力消費になるので、LED化すると省エネ効果が高い。
  • パソコンについては、オートスリープ機能をうまく使用すると電気使用量が削減できる。またディスプレイもLEDタイプへ変更することも有効である。

など

さらなる省エネのポイント

  • 2012年に比べ、夏の電力使用量が増加している。これは冷房使用によるものと考えられる。日常の業務で使用するために必要な電力を、省エネの工夫や取り組みを行うことで年間を通じたコスト削減が可能になる。
  • 空調において、冷気は行き渡りにくいため、冷房時にサーキュレーターを活用する際は、冷気を各所に送るようにするよりも、暑い空気を冷房の吹き出し口の方に送るようにする方が良い。暖房時は、上に溜まる暖気を下におろすように空気を循環させると良い。
  • サーバールームでは、サーバークーラーを導入すると、全体空調の使用負荷を減少させることができる。
  • ウォーターサーバーは常時電気を消費し、水の冷却、温めをしているので、電力使用量が多い。利便性との兼ね合いだが、電気ケトルなどのその場で沸かす方法で対応できるのであればその方が省エネになる。冷水は利用し、温める方だけ止めても省エネになる。

意見交換・質疑応答

受講された社員の方々から以下の様な質問があり、活発な意見交換が行われました。

Q1
冬場、エアコンが効かないからといって電気ストーブ、ヒーターなどを使って早く温めるのは省エネ対策として有効ではないのでしょうか?

回答
電気は熱に変えることが一番電力を消費します。特にハロゲンヒーターはエネルギー効率が悪いです。部屋全体を暖めるためには、サーキュレーターで空気の循環をうまくコントールしてあげることが重要です。
また足元が寒いと感じる場合は、ミニホットマットを使い、直に足を乗せることで冷えが緩和できます。

Q2
電化製品はコンセントを抜いてしまう方が節電できるのでしょうか?

回答
モーター系の機器などでは、コンセントの入れたり抜いたりする度に電気が消費されるものもありますが、通常は待機電力の方が消費は大きい。待機電力の大きな機器は、例えばパソコン、ルーター、DVDやハードディスクレコーダー、充電アダプターなど。スイッチ付きのコンセントタップを使うと便利です。特にパソコンは構成されている各パーツや周辺機器で待機電力を多く消費します。デスクトップ型の場合は、不使用時は機器の裏側の電源スイッチをオフにするのがよいでしょう。ただし最近の電化製品は技術の向上によって待機電力がかなり抑えられているものもあるので、取扱説明書に記載されている待機電力量を確認されるとよいでしょう。

配布資料


・省エネ診断カルテ
・節電・省エネ勉強会テキスト
・省エネ実践ガイドブック
・省エネルギー対策[基礎編]
・節電・省エネ勉強会受講者アンケート