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小規模・中小事業者への無料省エネ勉強会

プログラム

  • 第一部 講義
  • 第二部 ディスカッション・質疑応答
  • アンケート

平成26年1月14日、銀座セカンドライフ株式会社(http://ginzasecondlife.co.jp/)の運営するレンタルオフィス「アントレサロン」(http://entre-salon.com)にて「節電・省エネ勉強会」が開催されました。
省エネ診断結果を熱心に確認されるなど、社員の皆さんの省エネ・節電への関心の高さがうかがえました。
講師には、環境経済株式会社・代表取締役・尾崎氏をお招きしました。

第一部 講義

講義
テキストを元に講義は進められていきました。
まずは身近なところで家庭での省エネ対策について以下の説明が行われました。

  • 一般的な家庭内での電力使用量は、電気冷蔵庫、照明器具、テレビ、エアコンで4割以上を占めている。
  • 電気製品のコンセントを入れているだけで消費している待機電力の量は結構大きい。スイッチを入れた際に「ピッ」と電子音が鳴る家電は待機電力が高い傾向にある。
  • 電気製品の中でも、電気を熱に変える機器は特に電力使用量が大きいので注意が必要。
  • 電気料金には、使用電力量の料金の他に、燃料費変動の調整額(増額傾向)、再生可能エネルギー促進の賦課金、太陽光発電促進の賦課金といった上乗せ金額がある。
  • 電気ご使用量のお知らせには、昨年同月と比較した使用量の増減が表示されていて、省エネ・節電の効果がわかるので参考にするとよい。
  • ガス料金は、シェールガス開発の影響によって天然ガス価格が下がるまでは、当面上昇傾向。
  • 省エネはコスト対策でもあるので、投資費用対効果を検討することが大切。
  • 電球(白熱球)は、高価なLEDに変えなくても、電球形蛍光灯に変えることでも省エネ効果はある。

など

社内のエネルギー使用量の現状を知る

社内のエネルギー使用量の現状を知る

現状は以下のような傾向であることが説明されました。

  • 省エネに取り組んでいることがうかがわれるが、省エネ診断の結果から、空調効果を高めるための対策や、照明、OA機器の使い方の見直しなど、さらに省エネできる余地がある。

[NREG銀座ビル の省エネ診断結果]

  • レイアウトの変更や利用方法の変更により、2012年度に比べ2013年度は電気使用量、電気料金が下がっている。
  • 換気に全熱交換ユニットが導入されているので、季節に応じたルールを作り、管理者による管理を実施するとよい。
  • 窓際部分から室中の温かい空気が逃げていると思われるため、夜暗くなったらブラインドを下げるなどして室内の暖かさを逃がさないようにすることが可能である。

など
[サガミビル の省エネ診断結果]

  • エレベーターホールは、蛍光灯を1本抜いても充分な明るさを確保することが可能である。
  • 室内が明る過ぎるため、適正な明るさ(700ルクス程度)を確保しながら、蛍光管の間引きをするとよい。

など

さらなる省エネのポイント

  • 事業の特性上、照明の点灯時間が長いため照明による電気使用量が大きい。JIS(日本工業規格)の照度基準を明示し、適正な照度を守っていることをお知らせ(掲示)するなどの工夫をすると良い。
  • 寒暖を感じるのは個人差があるので、暑さ寒さの感覚で空調の設定温度調節をするのでなく、室内の温度をあらかじめ決めて、温度計を設置し、それを守ることが大切である。
  • サーキュレーターを活用する場合は、人に風を当てるのではなく、室内の空気全体が循環するようにすること。なお夏場は、冷気を循環させることよりも、暑い空気を空調の吹き出し付近に送るように空気循環させるのが良い。
  • トイレの節水においては、水の流れる音の擬音装置の設置や、節水型トイレに更新することなどが対策として考えられる。
  • 不特定多数の方が利用されるスペースであるため、省エネを実施していくには施設内に貼り紙等で取り組み内容を掲示し、利用者の理解を得ることが大切である。

など

配布資料

配布資料・省エネ診断カルテ
・節電・省エネ勉強会テキスト
・オフィスお手洗いの水使用量分析結果
・省エネ実践ガイドブック
・省エネルギー対策[基礎編]
・節電・省エネ勉強会受講者アンケート