省エネ実践ガイドブック追補版 2-4.その他 〜省エネ・温暖化対策を新たな成長の原動力に〜今すぐできる中小企業向けヒント集

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省エネ診断で指摘した主な改善点

(4)その他

  1. ウォーターサーバー
    東日本大震災以降ウォーターサーバーを導入した事業者が多く見受けられるが、これは加温と冷却を同時に行い、電気使用している。お湯の使用頻度と利用量を調べ、電気ケトルに切り替えを検討する。
  2. 電気ポット
    電気ポットは加温と保温に常に電気を使用している。お湯の使用頻度と利用量を調べ、電気ケトルに切り替えを検討する。電気ポットはお湯を多量に使用する昼食時などの使用に限定し常時加温をやめる。
  3. 省エネに関するルール、役割分担、省エネの達成状況等の見える化体制
    空調等のスイッチの入れる時間やルール、室温管理の担当が決まっていない。リモコンやスイッチに利用方法、設定方法を明示し、ルール通り使用されているか確認できるようにする。
  4. エネルギー使用実績の見える化
    毎月の電気の使用量が従業員に共有できていない。電気もコストであるという意識を持つような理解を図る。
  5. 常時使用しない各電力使用機器の電源管理
    半自動梱包機のバンド接着用ヒーターが加熱状態であった。
  6. カーテンなどで室内のゾーン分け
    空調時、使用しない空間が多い。
  7. 温水便座の使用ルール
    温水便座を使用している事業者が増えているが、便座および洗浄水の温度の管理が季節に応じた温度設定、加温停止がされていない。特に男子便所は管理がされていない場合が多い。温度設定のルールと設定、切替方法を便座近くに掲示し、利用者が管理と確認ができるようにする。
  8. コンプレッサー
    コンプレッサーは納入時の圧力設定となっているケースが多く、エアーを使用する機器および用途に合わせていない。特にゴミの除去などにエアーブローを煩雑に使用すると、コンプレッサーの稼働に影響するため、省エネタイプのエアーガンを採用する。また、事業所内の配管を調べ、使用していない配管は締め切る。
  9. 契約電力の見直し
    契約電力が過大な場合、適正な契約に見直し基本料金を低減する。
改善を要する代表的な実例

① 給湯器の夏季利用中止
(通年、電源が投入されたままである)

②温水便座の使用ルール
(便座と温水の温度設定、使用期間が管理されていない)

給湯器の夏季利用中止 温水便座の使用ルール

③室内のゾーン分け
(執務場所と商品置場が区切られておらず、空調効果が拡散する)

 
室内のゾーン分け