無料省エネ診断の結果から見える中小企業の省エネのポイント

はじめに

平成23年3月11日に発生した東日本大震災により、電力の供給力が大幅に減少しています。
このため、日本政府は7月1日~9月9日(東電管内)に電気の使用制限を実施し、一定規模以上の事業者に対し、最大15%のピーク電力のカットを行うことになりました。
昨年の夏は、国民全体の活動として節電が徹底され、大規模停電や計画停電が発生することなく無事に乗り切ることができました。

東京商工会議所では小規模事業者向けに、6月16日、29日に節電・省エネセミナーを実施。7月から10月にかけ、小規模事業者向けに無料省エネ診断を30事業者に対し実施しました。

一般的な省エネ診断は診断のみで終了してしまいますが、今回は1月、2月に受診企業に対しフォローアップを実施し、その後行った対策の確認や、結果確認、今後の取組についてのアドバイス等を行いました。

省エネ診断で見えた、中小企業の省エネのポイントと省エネ取組結果についてご説明いたします。

省エネ診断実施事業者の概要

事業者業種 製造業、会計事務所、不動産賃貸業、建設業、卸売業、広告代理業、情報通信業
クリーニング業、小売卸業 等
対象設備 事務所、テナントビル、自社ビル、工場 等
延床面積 m2 約80m2 ~ 5,600m2   平均760m2程度
電力使用量/年間  kWh 約2,000kWh ~ 400,000kWh   平均120,000kWh 程度
電力コスト/年間  円 約70,000円 ~ 7,000,000円    平均2,100,000円 程度