セミナーのご紹介 〜省エネ・温暖化対策を新たな成長の原動力に〜今すぐできる中小企業向けヒント集

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中小企業向け 節電・省エネセミナー レポート 第二部(2012年12月11日)

中小企業が使える助成金情報

環境経済株式会社 代表取締役 尾崎 寛太郎 様

はじめに

今年度、東京商工会議所の委託を受け、30件の中小企業様の省エネ診断を実施いたしました。その中から見えてきた省エネのポイント、取り組み方法のポイントといったものを紹介します。
基本的には、中小企業の省エネというのは、大きく分けて2つのポイントがあります。

今、節電ということがいろいろと言われております。
実際、先日は東京電力で、昨日は中部電力で、電力供給力の97%まで需要があり、あと一歩間違えれば、電力が止まってしまう、計画停電が起きてしまう、というところでした。

冬になると、夏と違って、どうしても皆さんは節電というところまで目を向けない、ということになりがちです。
実際、街を歩いていますと、夏の間は照明を消していたところが、秋口くらいから蛍光灯がきらきらと点き始めたり、駅などでも照明が復活している様子です。
東京駅などはLED化していますが、どうしても節電に対して少し緩みがちになる、といった傾向にあると思います。
それから、もう一点、冬というのは電力会社の火力発電所がメンテナンスに入り、夏ほど供給能力がありません。
そういった意味でも、気がつかない内に電力の需給がひっ迫しているということになっていきます。
さらにピークの時間帯も夏とはまた違うわけです。

夏は、昼間の2時、3時くらいがピークになりますが、冬の場合は、朝と夕方がピークになります。
朝、気をつけたいのが、正月の休み明けや週明けの月曜日、特にその前日が寒かった日です。皆がいっせいにエアコンを入れられたりヒーターをつけたりすることで、一気に電力の消費、ピーク電力が上ることになります。
寒冷地や、ちょっと寒い地域になりますと、年間を通しての最大の電力ピークは冬の休み明けです。
朝の暖房の運転は、いっせいでなく順々に起動するなどの工夫をして、ピークを下げるのが良いと思います。
それから、夕方になると今度は家庭での使用量が増えます。最近のエアコンはインバーター型ですから、外気温が下がってくると、エアコンの暖房能力が自動的に上っていきます。
知らないうちに空調機の能力が上って電気を多く使っているということになります。
夕方にかけて設定温度を上げたりしないように、節電に気を使っていただければと思います。

企業にとって省エネはなぜ必要なのか? 電気代は当然企業のコストに直結するものだからですね。
今日紹介する内容は、比較的容易にできることと、実際にお金を掛けてやるようなことの両方を説明いたします。
昨年と今年で、省エネ診断を実施した結果ですが、昨年は節電のやり方に誤解があったりするようなことが見受けられたりしました。
一方、今年になると、節電の意識が非常に浸透してきたためか、例えば空調温度の設定といったことに注意を払っている企業が多く見られました。
テレビや電力会社からのお知らせなど、様々な広報活動によって、皆さんが電力のことを意識するようになり、簡単にできることは比較的皆さんよく実践していると思われます。
例えば、照明の減灯については、省エネ診断で指摘する必要のある所が減ってきています。

次に、省エネに対する設備投資については、これはあまり進んでいないのが実状です。
空調機について、かなり古いものを使っている企業、事業者が結構見受けられます。
90年代前半以前のバブル期に、お店や事業場をオープンしたりリニューアルしたりして、新たな設備を導入した以降そのままでなかなか設備の更新がされていないということが、診断で分かってきました。
今後、さらなる省エネ・節電を推進するためには、設備投資が必要な場合も多く見受けられます。
そのための補助金等がいろいろありますが、そういったものの活用も意識していただくのが良いかと思います。

以下テキストをご参照ください。
詳細についてはこちらのテキストをご参照ください