セミナーのご紹介 〜省エネ・温暖化対策を新たな成長の原動力に〜今すぐできる中小企業向けヒント集

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中小企業向け 省エネセミナー 第一部(2012年2月29日)

第一部 中小企業の省エネ実践のポイント

カーボンバンク株式会社 代表取締役 中村 豪様

始めに

東京商工会議所では小規模事業者向けに、6月16日、29日に節電・省エネセミナーを実施しました、7月から10月にかけ、セミナー参加企業とご応募を頂いた企業を中心に30社に対して小規模事業者向けに無料省エネ診断を実施しました。

一般的な省エネ診断は診断のみで終了してしまいますが、今回は1月、2月に受診企業に対しフォローアップを実施し、その後行った対策の確認や、結果確認、今後の取組についてのアドバイス等を行いました。

本日は省エネ診断で見えた、中小企業の省エネのポイントと省エネ取組結果についてご説明いたします。

省エネ診断とフォローアップの結果を見て、特に中小企業の皆様にお勧めしたいことが2点有ります。

1つ目は、他社で効果のあった事例をマネするということです。
2つ目は、節電・省エネへの取り組みを「見える化」するという事です。

[東京商工会議所:註] セミナーでは、今回初めてセミナーに参加の企業様向けに、中小企業向け無料省エネ診断や、それに先立つ事前アンケートについての説明も有りました。
これらの内容は、中小企業向け 冬の節電・省エネセミナー(2011年12月1日)と内容が重複しますのでここでは割愛させて頂き、主にフォローアップ診断についてご紹介いたします。

省エネ診断後の実績

ほとんどの事業者で10%以上の節電効果が確認できました。設備投資をした事業者は少なく、ほとんどが運用改善、管理強化による効果となりました。
冬になり、世の中の節電意識、雰囲気が低下してきたため、各社とも引き続きこの効果が得られるか、不安であるとのことでした。
運用基準やルールを設け、引き続き節電、省エネに取り組んでいただくことを期待します。

省エネ診断後の実績

運用改善だけで約25%削減の例     運用改善+デマンドコントローラーで約16%削減の例

省エネのポイント ~空調~ 「フォローアップ時」

【冬】空調機リモコンに設定温度を明記した事例
空調機リモコンに設定温度を明記した事例 空調機リモコンに設定温度を明記した事例
温度計と設定温度表記を活用しています。 設定温度が守られています。
空調機室外機への散水を行った事例

省エネのポイント ~空調~

屋上へホースを常備し、夏の暑い昼間やデマンドコントローラーのアラームがなった場合に散水を実施

暖房でも扇風機やサーキュレーターで室内空気を動かしてます
暖房でも扇風機やサーキュレーターで室内空気を動かしてます 暖房でも扇風機やサーキュレーターで室内空気を動かしてます
暖房の暖気が足元にくるように扇風機を活用して室内循環をしています。
例年より設定温度を2,3℃下げられました。
暖房の暖気が室内にいきわたるようにサーキュレーターを活用。やかんでお湯をわかし、湿度も維持しています。
作業場を間仕切りし、必要な個所だけ空調を行う
作業場を間仕切りし、必要な個所だけ空調を行う 作業場を間仕切りし、必要な個所だけ空調を行う
できるだけ隙間を開けないように間仕切りカーテンの下部に重りをつける工夫をしてます。 出入り口の熱の出入りを抑えるためカーテンの設置、作業場所に直接外から冷気が来ないように、アコーディオンカーテンを設置しました。

省エネのポイント ~デマンドコントローラー~「フォローアップ時」

デマンドコントローラーを導入しピークを抑え、契約電力大幅低減した事例
見える化・啓蒙 見える化・啓蒙
181kW → 161kWへ
契約変更
99kW →80kWへ
契約変更

省エネのポイント ~その他取組事例~ 「フォローアップ時」

各企業が知恵を出し省エネに取り組んだ事例
各企業が知恵を出し省エネに取り組んだ事例 各企業が知恵を出し省エネに取り組んだ事例
簡易型反射板のサンプルを取付けて、
照度UPの状況を検証
ストーブで沸かしたお湯を給湯に利用
ポットに移して有効利用