東商の環境への取り組み 〜省エネ・温暖化対策を新たな成長の原動力に〜今すぐできる中小企業向けヒント集

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東商の環境への取り組み

地球温暖化対策を機に経営の見直しを

地球温暖化対策は、温室効果ガスを排出する全ての主体が、積極的かつ継続的に取り組まねばならない課題となっています。企業の規模を問わず、避けては通れない重要な経営課題の一つとなっており、取り組みの巧拙が、企業経営にそのまま跳ね返ることになります。

環境への配慮は企業にとって負担要因ばかりではありません。地球温暖化対策への取り組みを通じて、CO2などの温室効果ガスの排出を抑制する「低炭素経営」をめざすことは、エネルギー消費の節約等による経費削減などにより、企業の業績改善を実現する機会でもあります。

また、地球温暖化対策への取り組みは、企業にとってイノベーションを行う機会となります。環境関連の技術革新や製品開発はもとより、仕事の過程を見直すことが、企業の成長の原動力となり得ます。

東京商工会議所の環境への取り組み

東京商工会議所(以下、東商)では、このような問題意識を踏まえて、中堅・中小を含めた企業の皆様が、省エネルギー・省資源の取組みや、環境配慮型企業への転換ができるよう、各種事業も展開しております。例えば、「会員企業の温暖化対策行動指針」に基づく取り組みを広げていくために、会員企業による「地球温暖化対策行動宣言」への参画について呼びかけております。また、企業や地域社会、家庭のあらゆる場面で自発的に環境保全に取り組む人材を育成するための「環境社会検定試験(通称 eco検定)」は、2006年10月の創設以来、全国で約17万人の合格者がでています(2012年9月現在)。検定合格者を「エコピープル」と呼んでおりますが、「エコピープル」は、それぞれの企業や地域で、積極的に環境問題に取り組んでいます。また、人づくりの視点から、「エコピープル」を中心に、環境問題を自分の問題として取り組んで行こうとする機運を拡大していくための企業や地域での集合体を「エコユニット」と呼び、エコイベントやエコオフィス等の様々な活動に努めています。

会員の中小企業等が、地球温暖化対策への取組を通じて、コスト削減、業績改善(売上増)、イノベーション、技術開発、ビジネス機会の創出、販路拡大、企業イメージや商品・サービスの付加価値の向上などを図る「低炭素経営」を実現するため、これらからも企業による取り組みを支援してまいります。

「東商・温暖化対策ヒント集」の作成にあたって

東商が実施した地球温暖化問題に対する意識調査の結果から、多くの中小企業が温暖化対策を重要と認識しているものの、対策を行っていない企業が4割近くに上っており、その理由に取り組み方法が分からないことを挙げる企業が多いことがわかりました。
このことから、「環境対策推進企業育成支援事業」の一環として、中小企業の温暖化問題への取り組みの加速に資するため、省エネを実践することで光熱費の削減を実現した企業や、環境ビジネスに取り組む企業を幅広く紹介する中小企業に特化した、“温暖化対策ヒント集”を作成することにしました。

このヒント集は以下の3つの内容からなっています。

  1. 役立ち情報
    東京商工会議所や公的機関で実施している、自社のCO2削減やコスト削減に資する事業を紹介しています。
  2. 事例集
    温暖化対策に取り組むことによりCO2とコストの削減を実現した企業、環境ビジネスを新たな成長の柱とした企業の、取り組むに至った経緯や具体的な取り組み内容を紹介しています。
  3. 支援メニュー
    温暖化対策を推進する上で活用可能な人的支援や補助金情報等の最新情報を紹介しています。
  4. リンク集
    関連法規や関連団体へリンクを貼っています。

本ヒント集が、会員企業各位の経費節減、さらには成長の原動力につながれば幸いです。