本所所在地 東京都中野区 業種 インターネット関連サービス
診断実施先所在地 東京都中野区 対象区分 事務所
敷地面積 専有面積 100㎡
全体の階数 地上8階 自社の専有階 3階
築年数 従業員数
特徴的なエネルギー使用機器・設備

省エネ対策検討項目

※ 節電効果はマニュアル事例から製造部門83%、事務部門17%に分割して算出しました。

エネルギー使用量と分析

エネルギー使用量と分析

現地調査における省エネのポイント写真

1.天井カセット:天井灯 2.ウォーターサーバー 3.空調機リモコンと壁スイッチ
空調設備:4方向天井カセット形2台(前及び後)吹き出しが梁に遮られている
照明設備:FLR40W×2灯:18台
ウォーターサーバー:冷水、温水併給型1台
冷水73W、温水450W
設定温度、稼働時間は任意で運用
壁スイッチには“前”“後”の位置表示あり

総合所見

  1. 執務時間中(10:00~19:00)の空調は2台の天井カセットでまかなっており、温度設定は26℃(前)、25℃(後)と低めです。また吹き出し口の近くに建物の梁があり、室内の温度は梁を境に2℃ほどの差がありました。診断では空調温度設定を1℃上げ、且つ室温の均質化を図れるよう、扇風機もしくはサーキュレーターの設置を推奨いたします。また全員がパソコンを利用していることから、個別の対応策としてUSB扇風機などの利用も涼を得る手段として有効であると思われます。
    なお、天井カセットのうち温度が25℃に設定されている後ろの1台は、吹き出し温度が19℃にまで下がることが見つかりました。設定温度を26℃にすると、ほぼ26℃の吹き出しとなるので、温度コントロールの部分に故障があると思われます。
  2. フロアの照明には40W 2灯タイプ18台が設置されており、4台3列+6台1列の計4系統でON/OFFできます。
    また東側と西側が窓面になっており、日中の採光は良好です。机上の照度は800ルクスと事務作業としては若干明るいようです。窓側では消灯しても300ルクス強の照度があることを示したうえで千鳥状に蛍光灯を間引くことで照明電力を半減させることを提案いたします。
    蛍光灯交換時に省エネタイプの36W型にすること、安定器のインバーター化がさらに有効であることもお話しました。
    ランプの交換を含めてすべて管理会社が行っており、管理会社もしくはオーナーへの提言が必要です。
    なお、昼休み時間は決まっておらず、社員個々が業務の進捗に合わせて自由に昼食をとる勤務形態であるため、昼休みの消灯は運用上難しいと思われます。
  3. フロアに給湯室がないこともあり、ウォーターサーバーが1台設置されています。冷水と温水の注ぎ口が個別についており、常に冷水と温水が利用できるようになっています。また休日も含めて24時間クーラーとヒーター用に電力が消費されており、概算でフロアの消費電力の25%にもなっています。近くにはコンビニエンスストアもあるため、省エネを考えると、飲み物は買いに行くこととし、ウォーターサーバーの利用をやめることが推奨されます。年間の電力料金に換算すると12万円にもなるので、必要であれば冷蔵庫を購入した方が、消費電力を引き下げることもでき、利便性も向上すると思われます。
  4. コピー機はFAX共用型のため電源のOFFは出来ませんが、プリンターは少なくとも退社後と休日は電源をOFFにすることを推奨いたします。これによりプリンターの電力消費は63%の削減が見込まれます。

備考

電気料金はビル管理会社より使用量と金額が明示されており、年間金額から29.6円/kWhを算出し費用計算に使用しました。