本所所在地 東京都中央区 業種 印刷業
診断実施先所在地 東京都中央区 対象区分 工場・事務所
敷地面積 専有面積
全体の階数 地上5階 自社の専有階 5階
築年数 26年 従業員数 9名
特徴的なエネルギー使用機器・設備

省エネ対策検討項目

※ 節電効果はマニュアル事例から製造部門83%、事務部門17%に分割して算出しました。

エネルギー使用量と分析

エネルギー使用量と分析

現地調査における省エネのポイント写真

1.エアコン 2.エレベータ 3.蛍光灯は適宜間引き、消灯
4、3階は旧式で温度設定不可(強・弱・急)。2階は温度設定可のであるが室内の空気の流れ悪い。室外機は屋上設置で、メンテナンス困難。 東日本大震災以降、エレベータは荷物運搬のみに使用制限し、人は4,5階までも階段利用。 4階(事務室)は千鳥で間引きを実施、3階(製版室)、2階(印刷室)も列ごとに適宜消灯を実施。

総合所見

  1. 全般的には、エレベータの荷物用のみの使用制限、階段・街灯の消灯、事務室の蛍光灯の千鳥間引き、機械室の列ごとの消灯管理、パソコンの個別SW設置と省エネ、節電を意識した取組みをされておりました。
  2. 電力契約の見直し  東京電力に確認を提案

    東電からの請求が低圧電力 30kW、従量電灯C 15kVA と臨時電灯A 1kVAの3種がありました。
    ・低圧電力30kWは請求額の中の基本料金の割合が高いと感じます(6月実績1,752kWhで計算すると、負荷率8%と極めて低い)。2階の印刷機械関連が以前3台設置のところ2台に削減されており、その機械も更新されているとの事で、契約締結当時の容量に比べ減少しているのではないかと思われます。
    ・臨時電灯Aは、ビル竣工のあとから追加入手したビル北側の駐車場+倉庫分に電柱から直接引き込まれており、その分と思われます。本来1年未満の臨時処置が継続している可能性があり、ビル側から引くと、この契約は不要になるのではないかと推測されます。
    上記2件、東京電力と確認、見直しを提案します。

  3. エアコンが4階(事務室)、3階(製版室)が同型機で、ビル竣工時(1986年)のままの温度調整のできない(強・弱・急のみ)古い機種です。2階(印刷室)は設置機械の関係で一度入れ替えられていますが、いずれも屋上設置の室外機の銘板が読めないほど古く、効率の悪い機種と思われます。エアコンの更新に対して助成金の質問がありましたが、東京都の助成金は条件が合致しないと思われ、中央区の助成金の調査・確認をお勧めしました。
    現在屋上に設置されている室外機は屋上への出入りが不自由で実質メンテナンスができず、日よけや水打ちも不可能です。ビル北側の駐車場スペースに設置すれば日照対策にもなりメンテナンスもやりやすくなると思われます。
    2階(印刷室)は機械側の条件が厳しく、レイアウト上空気の流れが悪いが、当面L字型のコーナー部分に扇風機を置き、また執務場所に温度計をおいて、温度の見える化をして管理することを提案します。エアコン更新時は空調機メーカーに効率的設置方法を相談するのも良いと思われます。また、4階(事務室)は家庭用エアコンでもまかなえると思われます。

備考

屋上の防水処理が劣化している様に見受けられ、放置すると雨漏りの可能性が出てくると思われました。