本所所在地 東京都中野区 業種 建設業
診断実施先所在地 東京都中野区 対象区分 事務所
敷地面積 170㎡ 専有面積 300㎡
全体の階数 地上4階 自社の専有階 1階一部、4階
築年数 31年 従業員数 6名
特徴的なエネルギー使用機器・設備

省エネ対策検討項目

エネルギー使用量と分析

エネルギー使用量と分析

現地調査における省エネのポイント写真

1.空調室外機 2.天井室内機、天井灯 3.空調機リモコン
日立製作所製:壁掛けルームエアコン2台
パッケージエアコン1台
ビル屋上の南面に設置されている
空調設備:日立製作所4方向天井カセット形1台
吹出し風拡散用にエコファンを装着
照明設備:FLR40W×2灯:11台(3台間引き)
設定温度:夏季27℃、冬季21℃を表示

総合所見

  1. 執務室の天井照明は11台のうち3台が間引きされていますが、打ち合わせスペースで680ルクス、事務机上で1,200ルクスとなっており、照度は過大となっています。窓からの採光も十分ありますので、省エネ施策として天井照明を全消灯し、個別スタンドを使用する方法があり、この場合は照明電力の66%程度の削減を図ることが見込めます。
  2. 照明は銅鉄型器具が使用されていますが、Hfインバータ型に設備更新することにより省エネを図ることが出来ます。執務室のFLR40W×2灯型11台(うち3台は間引き)をHf32W×2灯型8台にすることで45%程度、社長室のFPL55W×4灯型をHf32W×4灯型にすることで55%程度それぞれ省エネ化でき、全体で照明電力の47%程度の
    省エネが期待できます。
  3. 空調設定温度は夏季27℃、冬季21℃が推奨値として表示されていますが、それぞれ28℃、20℃と1℃変更することで空調電力の10%程度の省エネが期待できます。また室外機は屋上南面に設置されており、日射が直接当たっています。ヨシズなどで日除けを行うことにより熱交換効率が向上し、空調電力の3~5%程度の省エネが期待できます。
  4. コピー機2台は終日電源が入っており、不使用時でもスタンバイ電力が消費されています。夜間、休日は主電源をOFFにすることでスタンバイ電力に相当する電力を削減することができ、コピー機消費電力の3%程度の省エネが期待できます。
  5. 電力は照明・コンセント用の従量電灯C契約と、エレベータ・空調設備用の低圧電力契約の2つとなっています。
    低圧電力契約では力率が90%となっています。標準力率85%より5%良い状態ですので契約基本料金は5%割引となっていますが、力率100%の場合は15%割引となります。力率算定と向上(100%に向けて)について電気設備会社、東京電力等と調整されると良いでしょう。

備考

電気料金はビルオーナーにより個別メータによる使用電力量に応じて、基本料金と使用量に応じた従量料金の合計額が按分されていますが、基本料金と従量料金をそれぞれ分けて各階に按分することで、月々の按分の単価変動が無くなり金額と使用量の変動がよりわかり易くなります。