本所所在地 東京都台東区 業種 皮革製品製造販売
診断実施先所在地 東京都台東区 対象区分 ショールーム・事務所
敷地面積 専有面積
全体の階数 地上5階 自社の専有階 5階
築年数 従業員数 24名
特徴的なエネルギー使用機器・設備

省エネ対策検討項目

エネルギー使用量と分析

エネルギー使用量と分析

現地調査における省エネのポイント写真

1.スポットライト、天井灯、空調室内機 2.空調設備室外機 3.デマンドコントロールモニター
ダイクロハロゲンスポットライト:20灯
空調設備:東芝天吊カセット
照明設備:FHF32w×2灯、間引きあり
空調設備:東芝ROA-AP2244(5F,4F)(左)
ダイキンFAYP50P(1F)(右)
・電気代のグラフを掲示して社員に啓発
・デマンド警報時は空調を送風モードに切替

総合所見

  1. 照明はFHF32W2灯型が使用されており、3分の1が間引き、もしくは減灯されていましたが、照度は1,000ルクスと明る過ぎますので、さらに間引きもしくは減灯を行うことで省エネを図ることが出来ます。全体で50%を間引く(減灯する)と1.7%(照明電力の18%)程度の省エネが期待できます。なお昼休みの消灯(1時間:2F除く)を行うと0.6%(照明電力の6%)程度の省エネとなります。
  2. 2Fショールーム、会議室フロアは年間の使用時間が少ないですが、蛍光灯をFHF32W型×1灯高出力型に、ハロゲンスポットライトをLED16W型に設備更新することで0.5%(照明電力の4.6%)程度の省エネが期待できます。
  3. 空調設備はビルマルチが室内機2台の組合わせで使用されていますが、フロア面積(約140㎡)に対して過剰となっています。5Fから2Fまでを現在の22.4kWから16kWにすることで9%(空調電力の18%)程度の電力削減ができます。また能力不足が指摘されている1Fを5kWから8kWに能力UPすることを含めても、7%(空調電力の14%)程度の電力削減を図るがことができます。
  4. パソコンはデスクトップ型が使用されており、休日・夜間は電源をOFFにしていますが、さらに昼休み(1時間)や会議などで不在となる場合にディスプレイの電源をOFFにすることにより0.4%程度の節電が出来ます。これは4Fにある冷蔵庫の年間使用電力に相当します。
  5. 上層階の窓には、ブラインドのない窓があり、日差しによる熱が空調の負荷となっています。ブラインドの設置もしくはベランダのある部分では、窓の外にヨシズを設置するなどして日差しを避ける工夫が望まれます。なおヨシズを設置する場合は、ベランダに置かれている空調室外機も合わせて囲うとより効果的です。
  6. 空調は28℃設定されていますが、日射により29℃になっているフロアもありました。温度計を部屋に設置して室温管理されることをお勧めします。
  7. 冬場の暖房としてハロゲンヒーターなどが使用されているとのことですが、電気暖房はエネルギーを多量に消費しますので、広範囲の暖房が出来るガスファンヒーターなどの活用をお勧めします。

備考

  • 非常用蛍光灯が間引きされているところがありました。停電時に点灯できませんので、間引きの見直しが必要です。
  • 間引きでも点灯時の10%近くが器具で消費されていますので、減灯(電源を切る)方が省エネ効果は大きくなります。
  • 2011年8月の電気使用量は2010年8月に比べ1%増加していますが、契約電力を28kWから22kWに見直したことにより電気料金は2.4%下がっています。