本所所在地 東京都稲城市 業種 家具製造業
診断実施先所在地 東京都稲城市 対象区分 工場
敷地面積 800㎡ 専有面積 990㎡
全体の階数 地上3階 自社の専有階 全階
築年数 37年 従業員数 7名
特徴的なエネルギー使用機器・設備

省エネ対策検討項目

エネルギー使用量と分析

エネルギー使用量と分析

現地調査における省エネのポイント写真

1.デマンドパトライト 2.1階・2階 室外機 3.1階工作場
デマンドパトライトから使用状況表示に変更し、管理の有効性を図る 覆われている雑草が室外機の能力を低下させている。除草等の室外機能力の低下抑制のメンテナンスが必要 天井照明は適時に消灯・点灯運用されている。空調は木屑粉塵除去と適正空調をバランスさせた運用改善が必要

総合所見

  1. 集塵機・エアコンプレッサーは多くの動力を要し、空調設備・照明設備と同様に省エネを考慮した運用が求められています。当事業者は電力料金の低減を目的に、電力供給を日本テクノ㈱に変更し昨年8月のピーク電力63kWで基本契約されています。業務内容に対して適切な使用状況かどうかについて使用実績の見える化等で、各人が省エネ効果を確認できる運用方法についてご検討されることをお勧めします。
  2. 木屑粉塵に対応して、一部の窓は開放され、作業者が設定した空調設備温度は必ずしも維持されていないようです。
    適正温度設定を励行できる体制とルール作りをお勧めします。
  3. 夏季の遮熱対策として、空調機の他に1F/2Fの南面窓に、段ボール、ベニヤ板で直射日光を遮蔽されています。
    省エネ効果のある良好な作業環境維持のために、工場用スポットエアコンの導入等も有効です。
  4. 建物北側1Fに設置の空調室外機(FDC140HU6三菱重工パッケージエアコン)は雑草に覆われています。また3F南テラスの室外機は直射日光に曝されています。室外機周辺の除草、日陰処置等を行い、熱交換機能を低下させないようにすることをお勧めします。
  5. 空調機は設置後10年以上経過しており、耐用年数と省エネ効果を考慮して、高効率空調機に更新する時期を検討されると良いでしょう。
  6. 1F加工場の照明は、場所に応じて、点灯・消灯が励行され、照度は200~320ルクスでした。隣接の小加工場はHf蛍光管が使用され700ルクスの照度を示しており、他の場所に比べて高照度となっています。ON/OFFスイッチが作業場所から離れた電源盤内のあるため、適宜のON/OFFの励行を妨げています。スイッチ位置と照明系統の改善をお勧めします。
  7. 集塵機は、分岐ダクト毎に手元ダンパーが設置され、有効に運用されています。集塵機能力と使用状況のバランスが適切であるかどうかについて検討が必要です。