本所所在地 東京都台東区 業種 セールスプロモション
診断実施先所在地 東京都台東区 対象区分 事務所・自社ビル
敷地面積 1400㎡ 専有面積 1400㎡
全体の階数 地上9階
地下1階
自社の専有階 全階
築年数 21年 従業員数 104名
特徴的なエネルギー使用機器・設備

省エネ対策検討項目

エネルギー使用量と分析

エネルギー使用量と分析

現地調査における省エネのポイント写真

1.天井照明、空調室内機 2.空調室外機 3.各種スイッチ、電力デマンド表示パネル
照明設備:FLR36W 2灯 各階21台(間引きあり)
空調設備:ダイキン製天井カセット形各階3台
空調室外機:ダイキン製 5台 空調スイッチ:設定温度は27℃
照明スイッチ:エコ表示(緑のシール)
デマンドコントロール:使用量管理

総合所見

  1. 執務時間中(8:30~22:30)の空調設定温度は、26~27℃と省エネを意識した設定となっており、執務室に設置された温度計では27℃が確認できました。空調機の電源投入は、4Fは7時、8Fは9時など業務にあわせてずらしており、電力平準化が図られています。また9F会議室や2F商談室では使用時のみONすることで省エネを意識した運用がおこなわれています。なお冬場の暖房は設定温度を20℃に設定することで3.3%(空調電力の10%)程度の節電が見込まれます。
  2. 夏場は空調室外機の熱交換器(フィン部)へ打ち水をし、熱交換の効率を向上させることで3.3%(空調電力の10%)程度の節電が見込まれます。打ち水にはフィンの汚れ落としの効果もあります。
  3. 照明は、執務時間中は基本的に全灯点灯されておりますが、一部間引きされている部分もあります。照度は500ルクスが確保されています。間引きを行っても安定器には通電されていますので、この安定器を外すことで1.6%程度の節電が見込まれます。また9F会議室と2F商談室を除く各フロアについて、個別スタンドを設置して天井照明を消灯する場合は18.3%程度の節電となります。
  4. 照明器具更新については、Hfインバータへの更新では5.4%(照明電力の24%)程度、LED管への更新では10%(同44%)程度の節電を図ることができます。
  5. プリンター等のOA機器は、夜間及び休日にはスタンバイやスリープモードから電源をOFFにすることで0.9%程度の節電効果が見込まれます。
  6. 換気のためロスナイが運転されていますが、冷房・暖房時の空調機との併用は避けてください。
  7. 最大電力は2010年7月の100kWから2011年7月は73kWと低減しており、空調機更新による節電効果が表れて
    います。しかし契約電力80kWに対し、8月は68kW、9月は現在までで80kWとなっておりますので、デマンド警報時に電源をOFFにする機器の順序を定め、適切な管理が必要です。
  8. デマンドコントロールのモニターが設置されていますが、データをグラフ化して社内に掲示し、社員にわかり易くデータを開示することなどにより、省エネ活動の啓発につなげることができます。

備考

  • 現場確認による設備機器データ及び聞き取りの結果から算定した使用電力をもとに、実使用電力量をベースに節電効
    果率を算出しました。
  • 空調室外機内の基盤に省エネモード設定機能(スイッチ)がありますので、活用されると良いと思います。