本所所在地 東京都江戸川区 業種 家具製造業
診断実施先所在地 千葉県市原市 対象区分 工場・事務所
敷地面積 2900㎡ 専有面積
全体の階数 地上2階
地下1階
自社の専有階 全階
築年数 従業員数 25名
特徴的なエネルギー使用機器・設備

省エネ対策検討項目

エネルギー使用量と分析

エネルギー使用量と分析

現地調査における省エネのポイント写真

1.事務所:執務室天井照明 2.生産設備:小型コンプレッサー 3.工場:2階(写真上)、1階(写真下)
天井照明を半分間引いても590ルクスの照度を確認 電力消費量の大きい小型コンプレッサー(3.7kW×5台)圧力設定の適正化およびエアー漏れの補修が必要 1階の蛍光灯の照度向上のため、Hf型への更新および天井塗装の改善をご提案

総合所見

海に近く周囲に高い建物も無いという立地から風通しが良く、工場内は空調機を利用しておらず扇風機だけであり、冬は着衣で寒暖を調整しているとのことで省エネに対する積極的な姿勢がうかがえました。
これは、事前に頂いた1年間の月別電力料金データからも推察でき、事実消費電力の大部分が工場内機械動力でした。

  1. 生産設備の主なエネルギー消費機器は、2台の集塵機(モータ5.5kW)と小型コンプレッサー(モータ 3.7kW)です。両者で工場全体の電力使用量の約43%を占めています。この同時稼働を避けるのがピークカット、そして電力料金削減に有効です。
    今年2月にデマンドピークが発生して契約電力が34kWに上がっています。電気料金はピーク電力により以降1年間の基本料金が決まります。ピークを更新しないように機器毎の消費電力量を把握し、ピーク電力を抑えることが電力料金削減に有効です。
  2. 執務室の照度が740ルクスあり、間引きが可能です。3分の1の間引き後の照度で590ルクス確保されています。
  3. 電力消費の大きい小型コンプレッサーに若干のエアー漏れが認められました。設定圧力の適正化への見直しも含め調整を行えば2割程度の消費電力の削減が見込めます。
  4. 1階の工場内は170ルクスと照度不足となっています。高効率蛍光灯や反射板の導入、また天井を2階と同様の明るい色に塗装することでより明るくし、作業環境を改善されるようご提案いたします。
  5. 営業車のガソリン・軽油の燃料代が、電気料金より多い状況ですので、従業員にエコドライブを呼びかけたり、燃費の良い車に乗り換える対策もご検討ください。

夏場の暑さ対策に従業員に保冷首巻等を配布し節電に努めておられます。省エネ活動を通して従業員とのコミュニケーションを深め、今後より一層の取り組みに期待いたします。