本所所在地 東京都台東区 業種 金属表面処理材、化学工業薬品販売
診断実施先所在地 東京都台東区 対象区分 事務所
敷地面積 2500㎡ 専有面積 250㎡
全体の階数 地上8階 自社の専有階 1階
築年数 25年 従業員数 5名
特徴的なエネルギー使用機器・設備 機械式駐車場1台、エレベーター2台

省エネ対策検討項目

エネルギー使用量と分析

エネルギー使用量と分析

現地調査における省エネのポイント写真

1.テナントフロアーの蛍光灯(FLR管68本)は千鳥状に半分程度まで間引き可能 2.25年前の空調機であり、銘板が読み取れないほど劣化していました 3.リモコン設定が26℃か27℃であり、全熱交換器は執務中は強で運転していました。
空室のテナントフロアーで実測した結果、天井蛍光灯を半分間引いても窓から遠い位置でも600~700ルクスは維持できることが分かりました。 今お使いのエアコンの室外ユニットはCOPが2.4であり、これを3.5以上は見込める最新型に更新すると大幅な消費電力削減となります。 空調機リモコンの夏季28℃、冬季20℃設定と、全熱交換器の運転(ON/OFF、強/弱)を外気温や在籍人員で変えることを推奨いたしました。

総合所見

会社として台東区の「エコ宣言」にも応募して省エネ化に取り組んでおられ、エントランスや店の消灯、更には3年前からの夏場27℃設定等が確認できました。
今回の受診を機に、更に活動が活発化し、テナントまで巻き込んだビル全体での省エネ活動に進化されることを期待いたします。省エネビルとして特徴を出すこともテナント誘致策として有効でしょう。

・追加的な省エネ策として、以下の点を指摘させていただきました。

  1. テナントの協力を得るためには、玄関に消費電力データや、削減効果を記したボードを置く等による「省エネ効果の見える化」が有効です。
  2. 天井蛍光灯では、FLR40W管のHf化、安定器のインバータ化、高効率管化の手法を説明いたしました。
    空室のテナントフロアーで、蛍光灯の間引き効果を確認いたしましたが、半分程度間引いても照度は確保できそうであることが確認されました。
    日中ブラインドを下ろした状態や、夜間で再度確認され、まず自社フロアーで実践したのち、テナントに協力をお願いするステップで行うと良いでしょう。
  3. 空調機は25年前の製品であり、屋上でかなり劣化していました。これを最新型に更新すると確実に30%以上の消費電力削減が見込めますので、省エネに極めて有効です。設備更新時期に、省エネの進んだ最新型をご検討ください。また、室外機に水を噴霧すると消費電力削減に効果があることもご説明いたしました。
  4. 全熱交換器を年中強設定で運転を続ける必要はなく、職場環境を悪化させない範囲で、外気温や在籍している人数でスイッチNO/OFFや強/弱設定を変えることをお勧めいたしました。これで外に無駄に捨てていたエネルギーが減ります。

備考

アンケート回答での電気使用量と電気料金は、集計している範囲が異なっている可能性がございますので、見直しいただくと共に、こうしたエネルギー使用量管理を今後も続けるようにお願いいたします。