本所所在地 東京都品川区 業種 ソフトウェア開発
診断実施先所在地 東京都品川区 対象区分 事務所
敷地面積 専有面積 350㎡
全体の階数 地上10階地下1階 自社の専有階 10階(うち半分専有)
築年数 20年 従業員数 14名
特徴的なエネルギー使用機器・設備

省エネ対策検討項目

エネルギー使用量と分析

エネルギー使用量と分析

現地調査における省エネのポイント写真

1.空調機の換気設定 2.照明・空調スイッチに箇所を明示 3.照明の間引き
季節に応じて、換気設定を変更すると良いでしょう。
・自然換気:春、秋の中間期に風量を調節して使用すると良い。
・全熱交換器:冷たさや温かさを外に逃がさず換気する。夏期冬期に有効。
・フレッシュアップ:給気量を多くし室内を正圧(気圧を高める)に保つ運転。快適性向上
スイッチ毎に対象箇所をわかるようにし、スイッチ横に対象エリアを表示すると、社員が誰でも気軽にON・OFFできるようになります。
空調機はエリア毎に色別表示をし、個人の席等を表示すると、よりわかりやすいでしょう。
全体的に明るい印象を受けます。ブラインド使用時、未使用時に照度を計測し、作業に支障がないよう間引きを実施すると良いでしょう。
上記写真のような通路上の照明は間引くことも可能です。

総合所見

●全体
夏期の冷房使用時に大幅に電力使用量が増加しています。これはサーバーからの排熱の影響が考えられます。電灯は電力使用量と社員の残業時間等と比較し月ごとに比較すると良いでしょう。営業時間に変化がないにも関わらず電力使用量が増加している場合は、運用方法の改善で省エネできる可能性があります。

  1. 空調
    • 室温管理:温度計を設置し、室温で管理して冷えすぎ暖めすぎをなくします。
    • 西日と、サーバー熱が室温に影響しています。冬季は良いのですが、夏季は室温が高くなるため、空調に負荷がかかり電気を多く使用します。
    • 空気の循環:夏は暖かい空気がたまりやすい窓際やサーバー付近に、扇風機等で空調吹き出し口に向けて風を送り、空気を循環させると、空調負荷が軽減されることが期待され、室温のバラつきが少なくなります。
    • ブラインドの運用:夏期は常時使用し外からの熱を遮り、冬期は夕方から翌朝まで閉めると夜間の放熱が減らせて省エネになります。
  2. 照明
    • 机上は800ルクス〜1,000ルクスで、全般的に事務作業に必要な明るさ(500ルクス)を上回っています。
    • 照度を測り、不要な部分の間引きを行い、必要な部分は手元灯で補うとさらなる省エネにつながります。
      高効率蛍光灯やLEDに更新する場合は、原状復帰について管理会社と相談し、費用対効果を考慮しながら慎重に進めると良いでしょう。

    <計算方法> 年間の電灯電力使用量(kWh/年)=○W÷1,000×○台×年間稼働時間(h/年)
           電灯電力単価(エネルギーシートより)= 583,470 円÷17,843kWh=32.7円/kWh

  3. その他
    • 電気ポット:お湯の必要時に湯を沸かす電気ケトルの方が省エネになります。衛生的にも管理しやすいです。
    • レイアウト変更:照明の設置場所、社員の作業内容等を考慮して、机の配置を行うとより省エネになります。
    • サーバーの冷却:特に夏期はサーバーからの排熱が室温を上昇させ、空調の運転を増大させています。サーバー用クーラーを利用すると、室内環境の改善と省エネが図れます。

備考

  • サーバー冷却装置(参考)
    株式会社アピステ
    〒108-0023 東京都港区芝浦4-9-25(芝浦スクエアビル) TEL 03-5444-8611 FAX 03-5444-8480
    http://www.apiste.co.jp/itc/