本所所在地 東京都千代田区 業種 情報処理サービス
診断実施先所在地 東京都千代田区 対象区分 事務所
敷地面積 6000㎡ 専有面積 480㎡
全体の階数 地上10階地下2階 自社の専有階 6階
築年数 43年 従業員数 50名
特徴的なエネルギー使用機器・設備

省エネ対策検討項目

エネルギー使用量と分析

エネルギー使用量と分析

現地調査における省エネのポイント写真

1.空調運用方法の見直し 2.全館空調吹き出し口の調節 3.ウォーターサーバー利用の見直し
全館空調をメインで利用し、部屋ごとの個別空調は補助的に利用する運用に変更しましょう。 全館空調の吹き出し口の内、上下に動かすことができるタイプのものは、季節に応じて調節するとよいでしょう。夏場に下げることで冷たい空気を下に送ることができます。 ウォーターサーバーは、冷水と温水を24時間保つため、消費電力が多いです。お湯は電気ケトルを利用したほうが省エネになります。

総合所見

全般的にフロア内に天井までの間仕切りが多いため、空気の流れがよくありません。特に、館内空調の吸気口前にパーテーションを設置している点や、サーバールームが必要以上に遮断されすぎている点が気になりました。空調、照明とも順次設備更新されているようなので、運用面での工夫や取り組みを実践することで、今後も省エネの取り組みを継続していくとよいでしょう。

  1. フロア全体で、部屋の個別空調をメインで利用しているため、全館空調が暖房として運転していない状態になっていました。(換気のみしている状態)全館空調は最新のタイプへ更新され非常に性能のよいものが導入されていますので、省エネ効果が期待されます。今後は全館空調をメインで利用し、部屋ごとの空調は補助的役割で利用するように、運用ルールを変更することを推奨します。タイマーを利用して始業前から徐々に暖める(夏場は冷やす)工夫も取り入れてみてください。
    また、常時外気を取り込んでいますが、夏季および冬季は冷暖房の負荷となりますので、CO2濃度が1,000ppm以下を保てるようであれば取り込み量を減らすなど、ビル管理会社に相談することをおすすめします。
  2. すでに温度計が設置されていますが、空調の風が直接当たる場所に置かれているものがありました。壁際や窓際へ設置場所を変更し、場所別に最適温度を決めて空調運用ルールを作ることで、温度計を効果的に利用しましょう。
     また、季節に応じて、何℃になったら個別空調を利用するのかも決め、運用することを推奨します。
  3. 季節に応じてサーキュレーターの使用方法を工夫するとよいでしょう。体に直接風が当たらないように注意し、室内の空気を循環させることが大切です。空気を循環させることで室内の温度差も緩和されることが予測されます。
     夏場…暑い空気を空調吹き出し口に向かって送り、空気を循環させる。
     冬場…天井付近にたまる暖かい空気を、下に落として空気を循環させる。
  4. 全館空調の吹き出し口の内、上下に動かすことができるタイプのものは、季節に応じて調節することをおすすめします。夏場は下げることで冷たい空気を下に送ることができます。
  5. 空調運用ルールを実践する中で、寒いと感じる人がいる場合、個別にデスク下へのミニホットマットの導入をご検討下さい。冬場冷える足元に設置し、直に足を乗せることで足元の冷えが緩和します。
  6. 照明の明るさは500ルクス〜700ルクスが適正とされており、オフィス内は630ルクスと適正値内でした。
  7. PCから発生する熱は、夏場冷房の負荷になります。オートスリープ設定や外出時の電源OFFの徹底などをまだ実践していない場合は、社内で周知をして取り組むことをおすすめします。
  8. ウォーターサーバーが設置されていましたが、ウォーターサーバーは常に 冷水と温水を供給できるように保つため、電力を消費します。温水利用を停止、またはヒーターのついていないものに変更し、お湯は電気ケトルを利用したほうが省エネになることが予測されます。
  9. サーバルーム専用のエアコンを設けてパーテーションで区切られていますが、サーバーラック用クーラーにすると省エネになると思われます。