本所所在地 東京都目黒区 業種 情報サービス産業
診断実施先所在地 東京都目黒区 対象区分
敷地面積 専有面積 50㎡
全体の階数 地上3階 自社の専有階 3階
築年数 従業員数 7名
特徴的なエネルギー使用機器・設備 ハロゲンランプ4つ

省エネ対策検討項目

エネルギー使用量と分析

エネルギー使用量と分析

現地調査における省エネのポイント写真

1.照明設備(10W電球型蛍光ランプ) 2.床置室内機(三菱霧ヶ峰) 3.室外機の外ルーバーと背面の笹の葉
電球スイッチ6系統で、適切に運用されている。 吹き出し口冷風をサーキュレーターの循環気流で冷房効果向上が可能。 室外機道路側ルーバーからの散水と笹の葉除去により、空調機の効率向上が可能。

総合所見

本事務所は、3階建て3階部の三角屋根形状の床面積約54㎡の執務室で、北面は屋根勾配無窓壁面、東面ははめ込み全面ガラス窓、南面は小型のルーバー窓が2段、4か所の施設で、昨年9月の当事務所移転後のエネルギー使用状況について診断しました。

照明設備は執務室の電球型蛍光ランプ12個が、6系統に識別表示された電源スイッチで適切に運用されています。室内照度は、机上160~1500ルクスとばらつきがありますが、モニター画面での業務に支障がないと思われます。また他に旧設備のハロゲンランプ4カ所ありますが現在は不使用でした。
北側設置の床置きエアコン(三菱霧ヶ峰)3台の設定温度22℃は、中央打合せ机上で30℃であり、エアコンの温度管理に不十分な点があることが観察されました。主な課題と改善策を記します。

  1. エアコンの稼働は、朝出勤と同時に電源ON、最終退社時に電源OFFとし、設定温度は各人の判断に委ねています。
    また室内機フィルターの掃除を行っていないと聞きました。エアコンの高効率維持のためのに設定温度の基準やエアコンの電源のON/OFFのタイミングのルールと、その励行を促す表示などの運用改善が必要です。
  2. インテリアルーバー内に収納された床置エアコンの設定温度22℃は、室内で30.9℃、南ルーバー窓面32.0℃、東ガラス壁面34.4℃です。インテリアルーバーを撤去し、サーキュレータを併用活用することで、直接的に冷気循環させる運用方法への改善が有効です。
  3. 天井中間梁位置を利用したロールカーテン等の取付け改善によって、天井空間をゾーン分けすることでエアコンの効率が高まります。
  4. 室外機は道路側ルーバーで目隠しされていますが、必要に応じて適時散水することで、高効率が維持できます。手順の検討が必要です。
  5. 室外機の背面に笹が育ち、葉が室外機の送風口を塞いでいます。ビルオーナーと相談して笹の撤去が必要です。
  6. エアコンは三菱霧ヶ峰MZFタイプ(1995年製)と推定されます。ビルオーナーと相談して省エネ効果のある機器に更新の余地があります。
  7. 業務上の必要性からPC、複合機などのOA機器への24時間通電維持は必要ですが、シュレッダーの不使用時OFF、ウォーターサーバー利用頻度を考慮した、待機電力の抑制運用について改善の余地があります。
  8. エネルギー実績データの集計に一部正確を欠く事例(昨年12月及び本年1月の電気料金)が認められます。運用改善・小規模改善管理を確実にするためにも、省エネ励行の実績記録を正しく把握する手順を整えて、‘見える化’ することで、関係者の自覚が促されます。
  9. 電気契約料金は60Aになっていますが、適切性について確認されると良いでしょう。