本所所在地 東京都中央区 業種 衣料品販売
診断実施先所在地 東京都中央区 対象区分 店舗
敷地面積 専有面積 1700㎡
全体の階数 地上5階 自社の専有階 5階
築年数 従業員数 26名
特徴的なエネルギー使用機器・設備

省エネ対策検討項目

エネルギー使用量と分析

エネルギー使用量と分析

現地調査における省エネのポイント写真

1.明るさの適正化 2.LEDスポットライトの有効活用 3.適切な蛍光管の設置
店内が全般的に明るすぎます。一般的に売り場は1,000ルクス、特売所は1,500ルクスあれば十分です。照度計を購入して、適正な明るさを確保しながら蛍光管の間引きをするとよいでしょう。 LEDスポットライトと蛍光灯を両方点灯しているため、スポットライトが点灯していることがわかりにくい売り場があります。蛍光灯を消してLEDスポットライトを効果的に利用することで、省エネになります。 店内にはタイプの異なる蛍光灯が混在しています。高周波点灯専用の「Hf蛍光灯」へは専用の蛍光管を交換するように注意しましょう。

総合所見

  1. 店内が全般的に明るすぎます。一般的に売り場は1,000ルクス、特売所は1,500ルクスあればよいとされていますが、ほとんどの場所で1,500前後あり、場所によっては2,000ルクスを超えているため計測不能のところもありました。
     すでに蛍光管の間引きを実施しているようですが、照度計を購入して適正な明るさを確保しながら、さらに蛍光管の間引きをするとよいでしょう。参考までに、蛍光灯3本の真下は1,800ルクス、蛍光灯2本の真下は1,200ルクスありましたので、3本設置できる蛍光灯は全て2本にしても十分な明るさが確保できると予測されます。
  2. 店内にはタイプの異なる蛍光灯が混在しています。高周波点灯専用の「Hf蛍光灯」へは専用の蛍光管を交換するように注意しましょう。間違ったまま使用を続けると、蛍光管の本来の寿命が短くなる可能性があります。
  3. すでに省エネタイプのLEDスポットライトを導入していますが、蛍光灯と一緒に点灯しているため、その明るさによりスポットライトが点灯しているかどうかが分かりづらく、効果が薄れているように見受けられました。スポットライトを設置できるレールがある場所は、蛍光灯を消灯した方がスポットライトがより効果的に利用できると思われ、省エネにもなります。
  4. 階段は700ルクス程度で十分です。計測値は1,100ルクスありましたので、階段の蛍光灯も間引きするとよいでしょう。
  5. 空調については新しい省エネタイプのものに更新されていました。お客様にとっての「暑い」「寒い」に対応するためにも、温度計を設置して温度を把握し、空調機の温度設定ではなく実際の温度により管理することをおすすめします。
  6. 今年の9月に契約電力が急に上がっています。一瞬の最大需要電力によりその後1年間の契約電力が決まってしまいます。電気の基本料金は、ある時間の30分間の最大需要電力により決まります。今年の8月8日から9月7日にかけて電気使用が急激に増えたため、契約電力が26kW(36,199円)増えています。契約電力は1年間変更されませんので、年間434,397円の負担増になります。
     これを防ぐには日頃の空調、照明の電源を入れる順序をルール化し、社内でルールを決めて社員に周知するとよいでしょう。
     またBEMS(デマンド監視システム)を導入し、特に夏場と冬場のエアコンの使いすぎを抑え、契約電力を超過させないように管理するとよいでしょう。
  7. 全店舗でのLED化を検討中のようですが、現在使用している本数をそのまま入れ替えるのではなく、照度を測り適正な明るさとなるよう本数を調整してください。また補助金を利用し、投資費用を抑えることを検討しながら、全店舗にわたり一度に更新することをおすすめします。

■照明の更新とBEMS(デマンド監視システム)導入の補助金について
平成26年度エネルギー使用合理化補助金が予定されていて、LED照明の更新とBEMS(デマンド監視システム)の導入費用に対し1/2補助がされます。ご検討をお勧めします。