本所所在地 東京都中央区 業種 情報通信業
診断実施先所在地 東京都中央区 対象区分 事務所
敷地面積 100㎡ 専有面積 82㎡
全体の階数 地上5階 自社の専有階 3階
築年数 20年 従業員数 58名
特徴的なエネルギー使用機器・設備

省エネ対策検討項目

エネルギー使用量と分析

エネルギー使用量と分析

現地調査における省エネのポイント写真

1.照明の間引き 2.使用環境に応じた照明の利用 3.空調器へのエアーウィング取り付け
事務机の照度は、パソコン操作などが中心で、細かい作業をしないのであれば500ルクス程度で充分です。明るいところは照明を間引くと省エネが図れます。 入口のダウンライトは来客時に点灯していますが、20Wの蛍光灯2本の点灯をやめ、18Wのダウンライト2個を常時点灯に変えると省エネが図れます。 空調機が入口近くにあり、冷暖の空気が偏りやすくなります。エアウィングを使用して風向きを調整し、冷暖気を奥へ流し、空気循環させると、室温のばらつきが減り、空調負荷の軽減が期待できます。

総合所見

昨年に比べ電気使用量が増えています。その原因は業務時間の増加に伴うものか、電気の使い方に変わったことがないか、テナントを含めて調べてください。電気料金が更に上がることも考えられますので、今から対策を取り、エネルギーコストの増加を抑えることが大切です。
空調の更新、高効率照明(HFタイプ)への更新は既に実施済みですが、運用を改善することで、更なる省エネが図れます。

  1. 空調
    温湿度計を設置し、室温を基準に空調の設定温度を定め、社内の冷暖房運用ルールを決めてください。
    扇風機で暑い空気を空調機に向かって流すようにすると、室内空気が循環し室温のばらつきがなくなり、空調効果が上がります。
    縦型ファンは、通常の扇風機に比べて吹き出し範囲が広いため空気の循環効果があります。
    また、入口付近の空調吹き出し口にエアーウィングを取り付け、気流を室内側に拡散させると、空調効果が上がります。
    冬季は足元にミニホットマットを使用すると、足元から温めるため空調温度を抑えられます。
    空調温度の設定を1℃変えると電気使用量が5〜6%変わります。
  2. 照明
    照明は全体的に明るく、事務机上の照度は1070〜1050ルクスありますが、500〜750ルクスで充分です。
    蛍光灯を間引いても、照度は484〜654ルクスなので、作業内容を考慮し、蛍光灯を間引くこともできます。
    また、北側と東側は窓がありますので、日中は外光を取り入れることで充分な照度を確保できます。
    暗く感じられる場合は、LEDスタンドを活用し、必要なときに点灯させると良いでしょう。
    入口のダウンライトは来客時に点灯していますが、20W蛍光灯2本の点灯をやめ、18W2個のダウンライトを常時点灯に変えても明るさは確保できます。暗く感じるようであれば、電球色を昼白色にすると明るくなります。
    利用状況に合わせて無駄な点灯をなくすため、照明スイッチに点灯範囲を表示すると良いでしょう。
  3. 温水便座
    トイレの「温水」「便座」は、季節に合わせた設定温度と電源の入り切りのルールを定め、トイレ内に掲示することで利用者が確認できます。管理者を決めることも検討してください。