本所所在地 東京都荒川区 業種 自動車鈑金塗装
診断実施先所在地 東京都荒川区 対象区分 工場・事務所
敷地面積 専有面積 200㎡
全体の階数 地上3階 自社の専有階 1,2階
築年数 30年 従業員数 7名
特徴的なエネルギー使用機器・設備

省エネ対策検討項目

エネルギー使用量と分析

エネルギー使用量と分析

現地調査における省エネのポイント写真

1.コンプレッサーの圧力設定の見直し 2.省エネエアーガンの採用 3.更新に合わせた高効率空調機の採用
エアーの使用方法、頻度に合わせてコンプレッサーの設定値の適正確認をお勧めします。コンプレッサーの種類や使用年数にもよりますが、圧力を0.1MPa下げると約10%の省エネが図れます。 用途に応じたエアーガンを採用します。空気の使用量を減らす工夫をします。 現在使用しているエアコンを最新の高効率タイプに置き換えると、30%程度の省エネになります。

総合所見

2012年下期以降、動力は使用電力量が減っているにも関わらず、電気料金が減っていません。これは電気料金の値上げもありますが、契約電力が現在の電力使用状況と合っていないためです。
現在の契約電力は17kWですが、塗装ブースで最大8.7kW、コンプレッサーで3.7kWで、合わせて12.4kWですから、14kWまで契約電力を下げられるものと考えられます。電力会社に相談してみてください。

  1. 空調
     

    • 空調機を最新の高効率型にすると30%程度の省エネが期待できます。
    • 冬に電灯の電気使用量が多くなっています。電気ストーブなど暖房は電気を多く消費しますので、使い方に工夫が必要です。
    • 事務所で足元にミニホットマットを使用すると、エアコンやその他暖房の使用が抑えられます。
  2. コンプレッサー
     

    • コンプレッサーは圧縮空気の使用方法や頻度に合わせて適切な吐出圧力に見直します。
      一般的に吹付け塗装は0.3〜0.4MPaで足りますが、コンプレッサーの吐出圧力は0.93MPaで設定されています。
      使用しているコンプレッサーの吐出圧力を0.7MPa(ON: 0.5MPa OFF:0.7MPa)まで下げられれば、20%程度の省エネが期待できます。メーカーに確認してみてください
    • エアー配管が工場の各所に張り巡らされていますが、使用しない個所の配管は撤去するか、分岐部で遮断します。
      これにより余分なエアーを送ることを減らし、またエアー漏れを減らせます。
    • エアーガンは用途に応じ、ノズルを調整できるものや、広範囲にエアーを飛ばせるものを活用するとエアーの消費量を減らすことができます。
    • 吸込空気の温度が上昇すると消費電力が増加するため、コンプレッサーの周りには物を置かず、風通しを良くします。
    • フィルターの汚れにより、コンプレッサーへの吸込抵抗が低下するため、定期的な清掃を心がけると省エネが図れます。

備考

  • 空調機更新の補助金について、中小企業庁が省エネルギーセンターを通じ事業費の1/3(50万円上限)を用意します。詳しくはお問い合わせください。