本所所在地 東京都足立区 業種 機械製造業(製菓製造機等)
診断実施先所在地 東京都足立区 対象区分 工場・事務所
敷地面積 250㎡ 専有面積 500㎡
全体の階数 地上1階地下2階 自社の専有階 1~2階
築年数 67年 従業員数 20名
特徴的なエネルギー使用機器・設備

省エネ対策検討項目

エネルギー使用量と分析

エネルギー使用量と分析

現地調査における省エネのポイント写真

1.照明の間引きとスタンドライトの使用 2.複合FAX機の省エネモードの設定 3.電気ポットから電気ケトルへの変換
照明は天井高いところと梁を利用し低い所に設置されていますが、作業性格上手元を明るくすることで、作業環境の改善と省エネが図れます。 液晶画面が常に表示されていたので、節電モード設定状況をメンテナンスの方にご確認下さい。設定時間を短くすると省エネになります。 常にお湯を沸かしている電気ポットより、電気ケトルで必要時にお湯を沸かす方が省エネになります。衛生的にも管理し易いです。

総合所見

夏季(6月から9月まで)の電気使用量が大きくなっていますが、これは冷房によるもので、使用する電力は約10,000kWhで料金は21万円です。この期間の空調の使い方が省エネルギーのポイントになります。

  1. 照明 (1F 工場)
    照明は、天井の高い位置と、梁を利用した低い位置とに設置されていますが、作業性格上、手元を明るくすることで、作業環境の改善と省エネが図れます。

    • 作業場:750ルクスが業務に適切な照度とされていますが、測定したところ、床に近いところの作業場は400ルクス以下となっています。手元に電気スタンドを導入し、照度を確保しながら天井灯を3本から2本に減らせます。
    • 水銀灯:水銀燈は1灯で250Wですから、40W蛍光灯の6本分になります。手元は蛍光灯、電気スタンドを使い昼間の水銀灯使用を控えるとよいでしょう。
  2. 空調器
    • 設定温度:食堂はエアコンの設定温度を19℃にされていますが、これは食事時間に急速に冷やすためと思われます。エアコンのタイマー機能を使い、設定温度を上げ、使用開始30分前に運転開始することで、電力使用量を低減できます。
    • 空調機の更新:更新することで使用電力量の30%近くの削減が期待され、夏の水道代を下げることができます。
      また、ダクトなどで作業場所に直接冷気を吹き出すことで、作業環境の改善も図れます。
  3. 待機電力の運用改善
    • 複合FAX機:節電モードの設定を確認し、時間設定を30秒にする等、短くすると省エネになります。
  4. 電気ポット:お湯の必要時に湯を沸かす電気ケトルの方が省エネになります。
  5. 空気清浄器:工場の空気清浄器は20年以上前の機種でフィルターの清掃も十分にされていないようですから当初の
    性能が確保されていないと思われます。効果及び必要性を検討され使用の可否の判断をおすすめします。
    最新の空気清浄機の定格電力は260W程度で、1日10時間使用して、電気代は年間14,000円程度
    です。
  6. 誘導灯:現在使用している蛍光灯タイプをLEDへ更新。電気使用量の低減と蛍光灯交換の手間とコストが省けます。