本所所在地 東京都大田区 業種 ガラス・鏡加工業
診断実施先所在地 東京都大田区 対象区分 工場・事務所
敷地面積 380㎡ 専有面積 700㎡
全体の階数 地上2階 自社の専有階 2階
築年数 8年 従業員数 20名
特徴的なエネルギー使用機器・設備

省エネ対策検討項目

エネルギー使用量と分析

エネルギー使用量と分析

現地調査における省エネのポイント写真

1.可動庇 2.CNC加工機用エアコンプレッサー 3.2階鋼板屋根と照明
雨避けのみに使用していたが、日射の遮蔽にも活用する。 加工機停止時も起動していた。
停止条件を確認し、停止する。
ガルバニウム鋼板屋根による輻射熱防止が課題。
FHF32W×2灯形は千鳥に間引くと省エネに効果的。

総合所見

  1. 天井照明には水銀灯とFHFインバータ形蛍光灯が使用されています。水銀灯は大型蛍光ランプに代替することで、水銀灯電力の66%、使用電力全体の約5.6%を節減することが出来ます。
  2. 作業場の蛍光灯は省エネを意識して部分的に間引きもしくは消灯されていますが、作業工程に合わせ、千鳥状に間引きすることで、台数の半減が可能と思われます。これにより蛍光灯照明の34%、使用電力の2.9%を節減することが期待できます。
  3. 研磨作業場はガラス窓引き戸があり、日射を直接受けています。作業の都合上開放することがあり、雨避けに可動庇が設置されていますが、これを日除けとしても利用することで、空調負荷が軽減され、空調電力の8%節減が期待出来ます。診断時には、直射を受けて40℃あった窓の温度が庇を伸ばして日陰を作ることで20分後に30℃まで下がりました。
  4. CNC加工機に使用されるエアコンプレッサーは、加工機のモータースピンドルからのエア抜きのため、加工機停止時も数分おきに起動していました。モータースピンドルの回転保護のため、コンプレッサーを停止するタイミングが定められているようですので、作業手順を見直し、加工機停止後はコンプレッサーを停止して、無用な運転をなくすことで、電力の削減となります。
    また、コンプレッサー圧力を0.1MPaさげることで、コンプレッサー電力の8%を削減できます。(0.8MPa→0.7MPa)
  5. 2階はガラス戸が日光の直射を受けています。ブラインドは設置されていますが、すだれ等で窓の外側で直射を遮ることで外断熱となり、空調負荷を下げることが出来ます。これにより0.2%の電力削減が見込まれます。また、労働環境改善にもなります。
  6. 2階の屋根はガルバリウム鋼板のみのため、輻射熱により室温が上昇しています。梁を利用して天井を設け、輻射熱を軽減することで空調を負荷を低減できますので、2.2%の電力削減が見込まれます。また、屋根への散水などを行い、外から室内への入熱を防ぐ対策が必要と考えます。
  7. 空調設備は年数を経過しているものが多く、最新機種に更新することで空調電力の40%を削減することが期待できます。
    これにより使用電力の17.9%削減を見込むことが出来ます。

備考

・電気料金の契約が4つありますが、契約をまとめることで、基本料金の節減につながります。
・別紙に、省エネを料金で表記した補足を追加しています。