本所所在地 東京都目黒区 業種 非鉄金属加工、卸売業
診断実施先所在地 東京都目黒区 対象区分 事務所
敷地面積 600㎡ 専有面積 300㎡
全体の階数 地上3階 自社の専有階 2階
築年数 48年 従業員数 13名
特徴的なエネルギー使用機器・設備 検査装置(濁流探傷器)、バッテリーフォークリフト、切断機各1台

省エネ対策検討項目

エネルギー使用量と分析

エネルギー使用量と分析

現地調査における省エネのポイント写真

1.室外機へのヨシズ掛けと緑のカーテン 2.天井室内機:天井灯 3.受電契約
室外機へのヨシズ掛け
執務室窓辺の緑のカーテンの設置
空調設備:三菱電機4方向天井カセット形2台
照明設備:FLR40W×2灯:各階35台(1F:2F)
従量電灯C契約(左)と低圧(右)の2種類で契約

総合所見

  1. 品質に先駆けて環境ISO14001の認証を取得するなど、経営トップが環境への取り組みに熱心であり、診断時点ですでに照明の間引き、空調室外機へのヨシズ掛け、緑のカーテンなどの対策が行われています。照明では、間引きの偏りが見られ、職場環境の改善の点からの指摘を行いました。また、外注先から引き取った検査装置(過流探傷機)など、メンテナンスが不十分な面や、契約電力が過剰と思われるところもあり、改善ポイントの洗い出しに努めました。
  2. 執務時間中(8:45~17:30)の空調機設定温度は28℃となっており、室温は27~28℃となっています。執務室内の暑さ対策として扇風機及びサーキュレータが各1台設置されていますが、室内の空気全体を動かすまでには至っていないため、USB扇風機などの小型の個別扇風機の導入を提案いたします。
  3. 照明は、蛍光灯の半分が間引きされていますが、照度は450ルクスあり事務作業には問題はありません。ただ南面の窓際は日中の暑さ避けにカーテンを引くと暗くなりますので、間引きの入れ替えもしくは個別スタンドを設置すると良いと思われます。給湯スペースなど不使用スペースの消灯もされており、良好です。ただ蛍光灯の安定器は銅鉄型のため、今後メンテナンスの機会をとらえてインバータ化を行い、蛍光管をHFタイプのものにするなどの省エネ策を実施していくと良いでしょう。
  4. 検査室は、設置されている検査装置(過流探傷機)の動作上、空調の温度設定が19~20℃となっていますが、10年使用の旧型であり、最新のものに更新することでの省エネ化を提案いたします。またコンプレッサーも赤錆が出ている状態で、性能も劣化していますので、最新のものに更新する方が省エネにつながります。
  5. サーバーは運転音の防音のため、ラックケースに収めてありますが、ケースの通気口が壁でふさがれています。設置位置を変更し、壁との距離を10cm以上とれるようにすることで温度上昇が防げ、省エネにもつながります。
  6. 電力契約が低圧(200V)と従量電灯Cの2つの契約となっており、使用電力量からみると負荷率10%程度と過剰になっていると思われます。低圧の使用量が少ないので、両契約を合わせて見直しをすることで、料金の節減を図ることが出来ます。