本所所在地 東京都葛飾区 業種 金型製造業
診断実施先所在地 東京都葛飾区 対象区分 工場
敷地面積 590㎡ 専有面積 320㎡
全体の階数 地上2階 自社の専有階
築年数 52年 従業員数 6名
特徴的なエネルギー使用機器・設備

省エネ対策検討項目

エネルギー使用量と分析

エネルギー使用量と分析

現地調査における省エネのポイント写真

1.照明設備 2.空調設備 3.メッキ設備
照明設備:FLR40W×2灯 26台、FLR20W×1灯 9台
手元スイッチが付いており全点灯はされていない
空調設備:ダイキン天井吊型 1台
ルームエアコン:東芝製 2台、コロナ製 1台
メッキ液保温ヒーター:3kW 3台
循環ポンプ:0.2kW 3台

総合所見

  1. 木造建屋の金型製造工場で、メッキ工程設備、コンプレッサー、空調設備がそれぞれ設備容量の3分の1ずつを占めています。
  2. 照明は40w×2灯型のグロー管点灯式が使われていますが、器具ごとに手元スイッチが付けられており、作業工程に合わせて点灯しており、省エネに配慮した使い方が徹底されています。
    これらの器具をインバータHf型に更新することにより、照明電力の40%の電力節減が期待できます。
  3. 作業時間中(8:30~18:00)の空調は、夏場はパッケージエアコン1台と、スポットクーラー3台が使用されています。食堂にあるルームエアコンは昼休みのみの使用となっており、空調も省エネを考慮した使用形態になっています。
    建屋のガラス窓面積が広いので、外側のひさしを利用してヨシズなどを設置して日射を遮ることで室温上昇を抑制することができ、空調電力の10%削減が期待できます。
  4. メッキ槽では、メッキ液の保温のため、3kWのヒーターが3台稼働していますが、メッキ槽に保温性が無く、ヒーター電力の無駄につながっています。保温ジャケットなどをメッキ槽の装着するほか、液面側にも保温シートを利用するなどして、保温に努めることによりヒーター電力の7%を節減することが期待できます。
  5. ニューマブラスター用などにスクリューコンプレッサーが稼働しています。供給圧力を0.1Mpa下げることができると、約7%のコンプレッサー電力を削減することができます。また、吸込み空気の温度を10℃下げることにより、空気密度が上がり、電力を2%削減することにつながります。
  6. 電力使用量は年間で2.18倍の変動があります。一方料金は1.55倍の変動となっており、使用量に比べ、基本契約が過大になっているかもしれません。使用電力の抑制状況によっては、契約内容を見直すことで基本料金を引き下げられる可能性も考えられます。

備考

低圧契約14kW、主開閉器契約が40Aとなっています。電子式の主開閉器ですので、契約の見直しを行うことにより、基本料金の削減の可能性も考えられます。