本所所在地 東京都荒川区 業種 家具製造業
診断実施先所在地 埼玉県吉川市(工場) 対象区分 工場
敷地面積 1240㎡ 専有面積 1300㎡
全体の階数 地上2階 自社の専有階 2階
築年数 22年 従業員数 14名
特徴的なエネルギー使用機器・設備

省エネ対策検討項目

エネルギー使用量と分析

エネルギー使用量と分析

現地調査における省エネのポイント写真

1.照明設備 2.コンプレッサー 3.エアコン
天井照明:40W×2灯 1階52台、2階21台
天井吊照明:40W×2灯 1階20台、2階6台
コンプレッサー:2.2kW 4台
3.7kW 1台
設定圧:8kPa
P280床置き型 3台
設定温度は冷房24℃、暖房28℃で運用

総合所見

  1. 工場の天井照明は、天井が高いため、照度が不足し、吊下げ照明器具により、手元照明を各作業場に合わせて設置しています。その結果照度は1000Lxが得られています。日中は採光が取れるので、手元照明を残し、天井照明を消灯することにより節電が期待できます。
  2. 手元照明は工場全体で点灯されていますが、器具にプルスイッチを付け、作業場ごとに点灯できるようにすると作業工程に合わせた点灯が出来るため、省エネとなります。
  3. 点灯する40W×2灯型をインバータHf63W×1灯型に変更することで、照明1台当たりの消費電力が86Wから60Wに削減できますので大幅な節電が期待できます。
  4. 休憩時間中にエアコンプレッサーの起動があり,、エアー漏れのあることが懸念されます。エアもれはコンプレッサーの無駄な電力消費につながります。また供給圧力を1kPa低減することでコンプレッサー電力が7%節電できます。
  5. 執務時間中(8:00~19:00)の空調機設定温度は、冷房24℃、暖房28℃の設定となっています。室内温度設定を2℃上げると空調電力の6%の節減となります。
  6. 空調室外機周辺の雑草を取り除き、ヨシズを掛けて直射日光を避けたり、散水を行うことで、空調電力の10%節電が期待できます。
  7. 工場の屋根は鋼板1枚のため、日中は太陽光により高温となっており、訪問時の測定では外気温25℃に対し2階の屋根温度は48℃もありました。屋根に断熱材を取り付けるか天井を張るなどして、断熱を行うことを推奨します。断熱を行うことにより空調の効きが良くなり、作業環境改善と空調設備の電力節減に効果があります。
  8. デマンド監視装置を導入し、設定を50kw未満とすることで、警報発生時に、予め決めておいた機器のスイッチを切ることで、契約電力を50kW以下にすることができます。