省エネ診断とは 〜省エネ・温暖化対策を新たな成長の原動力に〜今すぐできる中小企業向けヒント集

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無料省エネ診断とは

当サイトでも紹介している中小事業者向け”無料”省エネ診断。 受けてみたいのだけど、いろいろ大変なのでは?というお問い合わせを頂くケースが多いです。
そこで、より多くの皆様にこの無料診断を受けていただけるよう、実際の診断例をもとに、無料省エネ診断の流れをご紹介いたします。

無料省エネ診断は大きく分けると、
(1)実施前の事前準備→(2)診断当日→(3)診断後の報告とフォロー
と言う流れになります。それでは順を追ってみていきましょう。

1.実施前の事前準備

省エネ診断のご紹介

東商主催の省エネセミナー

  1. 中小事業者向け“無料”省エネ診断のお申し込み。
  2. 診断実施日の調整と実施日の決定(診断時間は2~3時間)
  3. 事前アンケートのご記入とご提出(簡単なエネルギー使用量、建物の床面積や築年数等の概要、エネルギーを消費する設備の内容等の調査です)

※ なお、必須事項では有りませんが、東商主催の省エネセミナーにご参加いただくと、省エネ診断や診断後の施策に役立つ情報を得ることができます。

2.診断当日

省エネ診断のご紹介

省エネ診断の流れ説明&ヒアリング

当日は、原則診断員2名と東商職員1名が訪問させて頂きます。

当日の診断の流れは、

  1. オープンミーティング
  2. 建物・設備・職場環境の診断(目視チェックや写真撮影、機器を使っての数値を計測)
  3. クローズミーティングとなります。

事業所の規模にもよりますが、2~3時間で終了します。

オープンミーティング

省エネ診断のご紹介

ヒヤリングを元に適切なアドバイスをします!

オープンミーティングでは、まず、診断の流れをご説明します。
次に、事前にご提出いただいたアンケートとエネルギー使用量を元に、専門家から見たアドバイスをします。 特に、同業の業界平均との比較や同規模企業との比較、エネルギー消費に関する自社の特性などに関する報告と、考えられる対策など興味深いお話を聞くことが出来ます。
また、省エネへの取り組みでは、ソフト面(経営者の省エネマインドや社員への啓蒙活動等)とハード面(建物・設備など)の両面が大切。
オープンミーティングでは、主にソフト面に関するヒヤリングや適切なアドバイスをします。

建物・設備・職場環境の診断

省エネ診断のご紹介

放射温度計による室温チェック

省エネ診断のご紹介

照度計を使用し、室内の明るさチェック

診断員が、事務所・工場・施設などを実際に視察します。
照度計・放射温度計などを使用し、職場の各点の数値を測定します。
また工場などでは、設置されている機械類の消費電力等を細かくチェックしていきます。 最後は、屋上などにある電源設備や空調の室外機の設置環境まで調査します。

調査するだけではなく、その場で診断員が対策を施す場合もあります。
照度測定の結果、明るすぎる場合は、蛍光管を外して照度測定を行ったり、逆に暗すぎて作業効率や安全衛生面で懸念される時は、改善を提案したり、省エネと共に職場環境に対する気配りも欠かしません。
さらに、各機器のチェックだけではなく、職場全体の光量や空気の流れ等を考慮した職場レイアウトの提案などのアドバイスもします。
職場の省エネは、経費削減や従業員の健康と直結しています。訪問する診断員は、あくまで事業者の立場で問題解決のお手伝いをします。

省エネ診断のご紹介

その場で対策を施すこともあります。(照明の間引きするために、診断員が蛍光灯を取り外しています。)

省エネ診断のご紹介

社内設備をチェックして、
エネルギー使用状況を調査

省エネ診断のご紹介

エネルギー使用機器を調査(写真は高圧受電設備)

クローズミーティング

省エネ診断のご紹介

クローズミーティング

実地調査が終了するとクローズミーティングを行います。
クローズミーティングは、健康診断で言うといわば最後の総合検診。
省エネ診断でも、詳細な診断結果は、後日カルテとして郵送されますが、当日の診断を終っての総評を聞くことが出来ます。
特に、直ぐにでも実施可能で経費節減に繫がる省エネ対策などについてアドバイスをします。
また日頃疑問に思っている省エネに関するご質問にも丁寧にお答えします。

これにて、無料省エネ診断当日の作業はすべて完了。
お疲れ様でした。

3.診断後の報告とフォロー

省エネ診断のご紹介

実地調査終了後、概ね1ヶ月以内に、正式な省エネ診断カルテをお送りします。
調査結果を持ち帰り、詳細に分析した結果の最終報告書になります。当日お伝えできなかった問題点や改善案などをお送りいたします。 併せて、無料省エネ診断を受けていただいた結果についてのアンケートへのご協力もお願い致します。
その後は、継続的に各種省エネに関するご相談をお受けしたり、セミナーや省エネに関する情報をご提供させていただきます。
(当コンテンツの取材は、株式会社森下様にご協力いただきました。)

4.フォローアップ診断

省エネチェックシート

省エネ診断から数ヶ月経過した後、希望の事業者様へ診断員が事前にご連絡した上でフォローアップに伺います。
フォローアップでは、省エネ対策の実施状況の確認、ご相談対応、現在の状況を踏まえたさらなるアドバイスや今の季節に応じた対策のアドバイス等を1時間程度の所要時間で行います。
なお、事前連絡の際に、ご訪問当日の作業が円滑に進められるよう、前回の省エネ診断実施以降の電気・ガス・水道・石油類等の使用量が分かる伝票類を、事前に整理しておいていただくお願いをいたします。
フォローアップのご訪問をした後、フォローアップによる確認内容や所見・アドバイス等を、「省エネチェックシート」として後日お送りいたします。