事例紹介 〜省エネ・温暖化対策を新たな成長の原動力に〜今すぐできる中小企業向けヒント集

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補助金制度を活用し、少額の費用負担・短時間の工事で手軽に設備を更新

巴空調株式会社

高効率空調設備、LED照明設備による大幅な省エネと職場環境改善に成功

 

「省エネ診断・省エネ現地アドバイス」をきっかけに設備更新を実施

当初は、省エネの必要性を特に意識していませんでしたが、文京区経済課に別件で相談に行ったところ、東京都地球温暖化防止活動推進センター(クール・ネット東京)の「省エネ診断・省エネ現地アドバイス」というサービスをご紹介いただきました。このサービスは、技術専門員が直接事業所に来て、電気やガス等の使用状況を診断し、省エネ効果・コスト削減効果の試算を含め、省エネに関する提案や技術的な助言をしてくれるものです。技術専門員によるアドバイスを受けて、空調および照明設備の更新や、エネルギー使用量の見える化、省エネマニュアル作成を実施しました。設備更新は費用が高いイメージがありましたが、文京区の「中小企業エコ・サポート事業」(収益力向上が見込まれる省エネ改修等を実施した企業に対して費用の一部補助を行う事業)を活用することで費用負担を低く抑えることができました。

 

空調・照明の設備を省エネタイプに更新し、コスト削減と職場環境改善を実現

更新前の空調は約20年前の機種で、騒音が大きく、また、夏は空調を稼働しても室温が下がらないことがありました。そのような設備から省エネに優れた最新式の高効率ヒートポンプ式空調設備に更新し、あわせてサーキュレーターも導入しました。これにより、年間の電気使用量は1,153kWhから787kWhに減少することが見込まれています。これは、1年間あたり約1万円のコスト削減につながります。設備更新により、社員から「送風音が静かになった」との意見が寄せられています。
一方、更新前の照明は40年以上使い続けていた設備で、照明のちらつきや光量不足などが社内でも問題になっていました。蛍光灯からLEDに更新したことで、事務所にお越しいただいた方から「事務所全体が明るくなった」とのご意見をいただきました。コスト削減効果としては、更新後3カ月間で前年同月に比べ電気使用量を319kWh削減でき、これは8,325円のコスト削減につながります。LEDは蛍光灯に比べ寿命が長く、交換頻度の減少もコスト削減につながると思います。また、照明設備更新の工事は短時間で終わり、昼休みの時間帯で設置を完了することができました。

 

エネルギー使用量の見える化による省エネ意識向上

「省エネ診断・省エネ現地アドバイス」を基に、エネルギー使用量を見える化し、自社オリジナルの省エネマニュアルを作成しました。毎月の電気使用量と水道使用量を調査し、月ごとに集計のうえ社員に周知しています。また、省エネマニュアルに基づき、適正なエアコンの温度管理や、照明の小まめな消灯等に取り組んでいます。
今後は、事務所内の冷蔵庫等の家電や工場にも省エネ対策を実施していきたいと考えています。

 

メッセージ

省エネ診断や補助金等を活用しつつ省エネに取り組んでみると、思っていたよりも手軽にコスト削減など高い効果を得ることができました。多くの企業では省エネについてまだまだ理解が進んでいないと思うので、他の企業の事例を参考に、多くの企業で省エネに取り組んでいただきたいと思います。

 

会社概要

事業者名 巴空調株式会社
所在地 東京都文京区小石川5-38-4
業種(サービス) 情報システム業、情報処理サービス業、不動産売買、他
資本金 1千万円
創業年 1974年
従業員数 10名
代表者 巴山 相卓
TEL/FAX TEL:03-3816-2878 FAX:03-3967-0836
URL http://labrila.co.jp/index.html